マイクロソフトは29日、コミュニケーションサービス「Skype」と企業向け統合コミュニケーションプラットフォーム「Microsoft Lync」の連携を開始した。 「Skype」は、音声通話、ビデオ、メッセージ、共有などの機能を有する個人向けコミュニケーションサービス。一方「Lync」は、音声通話、ビデオ会議、インスタントメッセージ、OneNote共有などの機能を有する企業向け統合コミュニケーションプラットフォームだ。 今回の連携により、Skypeのユーザーは、Lyncを使う同僚、パートナー、顧客と、より簡単にコミュニケーションをとることが可能となる。同社では、「エンタープライズが強みのLyncと、世界的に普及しているSkypeが統合することにより、コミュニケーション体験を向上することが可能」だとしている。 利用には、Microsoftアカウントと最新版のSkypeアプリが必要。メールアドレスをSkypeから検索することでLyncアカウントの登録が可能だという。現在WindowsとMacにのみ対応しているが、今後他の環境についてもアップデートと同時に提供される予定。