はとバスは5月21日、東京スカイツリー展望台入場付ツアーの利用人員が、開業1年で26万0850名になったと発表した。同社は、ホテルでの食事や観光地と組早生他展望台入場付ツアーを17コース運行しているが、年間平均乗車率は90%を超えており、人気を維持し続けている。開業当初は、スカイツリーコースの年間利用人員を23万名と見込んでいたが、冬のオフシーズンにも利用は落ち込まず、目標を大幅に上回る利用となった。今後の予約も堅調に推移しており、1か月先まで土曜・日曜はほぼ満席の状態が続いているという。スカイツリーコースの平均乗車率は90.1%で、全コースの平均乗車率(6割弱)を大幅に上回る。通常1、2月の利用は東京都内観光のピークである10、11月と比べ利用客が半分ほどに落ち込むが、スカイツリーコースは70~80%程度の落ち込みにとどまり、全コースの利用人員の約37%を占めた。