「HTC J One」はすでに海外で販売されている「HTC One」を日本仕様にカスタマイズした製品。4.7インチフルHDディスプレイ、プロセッサはQualcommのクアッドコアプロセッサSnapdragon 600 1.7GHzを採用。イメージングエクスペリエンスのHTC Zoeや大きな音量でも音割れしないデュアルフロントスピーカー、アルミ削り出しのフルメタルボディが特徴。
本体サイズは約138×69×10.5mm、重量は約157g。OSはAndroid 4.1を搭載。RAMは2GB、ストレージは32GB。NFC、Bluetooth 4.0、Wi-Fi(802.11a/b/g/n)、テザリングなどに対応。LTEは1.5GHz帯、800MHz帯、2.1GHzのトライバンド。日本独自仕様は、microSDカード、ワンセグ、赤外線、Felicaなど。防水には対応していない。
メインカメラは約400万画素だが、UltraPixelという大きなセンサーを使用。光の取り込み量を増やしたことで、シャッタースピードの高速化と暗所に強いカメラを実現したという。
新機能「HTC BlinkFeed」では、ホーム画面からauスマートパス、ニュースやSNSを見ることができるが、現時点で日本語のニューストピックは「ロイター」や「Engaget 日本版」や「TechCrunch Japan」などに限られており、やや物足りないという印象を受けた。今後追加も予定されているとのことなので期待したい。
カラーバリエーションはホワイトメタルとブラックメタルの2色。背面カバーは取り外してmicroSDカードとmicroSIMスロットにアクセスできるが電池パックの取り外しはできない。発売は6月上旬以降の予定。