アイドルグループ・AKB48の総監督を務める高橋みなみが、衆院選への出馬について「ちょっとやってみたい」などと発言するなど、政界進出に興味を持っていることをテレビ番組で明かし、ネット上で話題となっている。 話題となっているのは、3日に放送された日本テレビ系バラエティ番組「誰だって波瀾爆笑」での高橋の発言。この日の放送はゲスト出演したジャーナリストの田原総一朗氏の知られざる素顔に迫るといった内容で、AKB48のファンである田原氏の“推しメン”だという高橋からの証言VTRも紹介されたが、その中で高橋は田原の普段の印象などについてコメントするとともに、田原氏から「政治家に向いている」などと言われたことを明かした。 「『お話の仕方とかが、すごい（上手い）よね』と言ってもらって、田原さんにそんなこと言っていただけるなんて自信が持てるなぁって思いました。ただ、色々追及していくと、最終的には『政治家に向いている』って言われていて（笑）」と、田原氏から言われたというエピソードを明かした高橋。そんな田原氏の言葉に、嬉しく思いつつも本気にしていなかったそうだが、会って話をするたびに、「今の政治家より高橋さんがなったほうが若者には絶対いいと思う」「総選挙が4年後にあるから、今から勉強した方が良い」などと繰り返す田原氏に、「あ、本気なんだ」と思い直したという。 まさかの“本気モード”だった田原氏の言葉に、「今ちょっと、ドキドキしています」という高橋だが、実際に衆院選に出馬する可能性はあるのかと尋ねられると、「政治が結構好きなので……田原さんに言われると、ちょっとはやってみたいな、って、正直思う。やってみちゃう？ みたいな気持ちになるんですけど、いつかそんなことができたらステキだなって、ちょっと考え始めています」と、まんざらでもない様子。高橋は自分が政治家になった際には田原氏から「おれが後援会やってやる！」と言われていることも明かし、スタジオの田原氏に向けて「田原さんのお気持ちにお応えできるかわからないんですけど、いつかそんなことになったら、是非お願いします」と、メッセージを送った。 田原氏も「とにかくリーダーシップがスゴイ」などと、政治家としての資質を認めている高橋。タレント候補の政界進出については賛否両論あり、今回の高橋の発言についてもネット上では否定的な意見も少なくないが、人気アイドルグループを取りまとめるリーダーシップや、数多くのファンを持つ人気の高さは認めるところであるようで、「出馬しかねないし当選しかねない 」「まぁ出馬したら当選するだろうな」「出たらマジで当選しそうで怖い」「割とマジで東京都知事戦に出れば良いとこいくと思う」、などといった書き込みも散見された。
