文部科学省は、2月12日の北朝鮮からの地下核実験の実施発表を受け、同日付の放射能対策連絡会議申合せに基づき、関係機関の協力を得て、日本での放射能影響を観測している。14日現在得られている測定結果では、特別な変化は見られない。●空間線量率…特別な変化は見られない(2月12日10時~14日10時測定)。47都道府県、環境省および日本分析センターが実施しているモニタリングポストによる。●高空の大気浮遊じん…人工放射性核種は検出されない(2月12、13日採取)…航空自衛隊機により日本上空で大気浮遊じんの採取を行い、日本分析センターにおいて核種分析を実施した。●地上の大気浮遊じん…検出された人工放射性核種は核実験発表前の範囲内であり、特別な変化は見られない(2月12日13時頃~13日9時採取)。47都道府県および日本分析センターにおいて、地上の大気浮遊じんを採取、分析した。●降下物…検出された人工放射性核種は核実験発表前の範囲内であり、特別な変化は見られない(2月12日13時頃~13日15時採取)。47都道府県および日本分析センターにおいて、降下物(降水を含む)を採取、分析した。