銀座のメゾンエルメスで、プラレールやミニカーといった玩具で空間を埋め尽くす展示で注目を集める「パラモデル(paramodel)」による新作インスタレーション「パラの模型 / ぼくらの空中楼閣」展が開催される。2月16日(土)から5月6日(月・祝)まで。入場無料。パラモデルは、林泰彦と中野裕介が2001年に結成したアートユニット。ユニット名である「パラモデル」は、接頭語としてパラレル、パラドックス、パラメーター、パラサイト、パラダイスなどの言葉を示唆する「パラ」と、模型、設計図を連想させる「モデル」を組み合わせた造語であり、彼らの制作哲学そのものを示すキーワードでもある。今回、二人は東京の中心に位置するガラスブロックに覆われたビルの中で、それぞれの手法で都市を読み解き、妄想を膨らませてゆく。空間をどこまでも模型化してゆくインスタレーション、仮囲いシートに出現する空中楼閣のようなドローイングなど、各自のイマジネーションは、展覧会という仮想空間での、メタフィジカル(形而上学的)な模型遊びのようだ。【展覧会情報】「パラの模型 / ぼくらの空中楼閣」 パラモデル展para-modeling / Chimerical Scheme of Paramodellia by paramodel会期:2013年2月16日(土)から5月6日(月・祝)会場:メゾンエルメス8階フォーラム住所:東京都中央区銀座5-4-1 開廊時間:月から土曜11:00から20:00 (最終入場19:30) 日曜 11:00から19:00(最終入場18:30)入場無料・会期中無休