柔道女子のロンドン五輪代表選手を含む15人が、前日本代表監督の園田隆二氏による暴力やパワーハラスメントを告発した問題をめぐり、自民党の橋本聖子参院政審会長が、告発した15選手の名前は公表されるべきだとの認識を示したことを一部メディアが報じた。この報道を受け、ネット上では告発者保護の観点から非難の声が殺到している。 報道によれば、橋本氏は6日に党参院議員総会で柔道女子の暴力問題に言及し、同問題の調査を進める上で、告発した15選手のプライバシーを保護しながらヒアリングする状況について「決していいことでない」と指摘し、名前が公表されるべきとの認識を示したという。橋本氏は日本オリンピック委員会(JOC)理事で、同問題の解決へ向けてJOCが設置した「緊急調査対策プロジェクト」のメンバーを務める。 この報道を受け、ネット上には橋本氏の考えに違和感を示す声が噴出。「告発選手名を公表しろってどういう事?言えずにきた状況を打開するための告発なんだから」「内部告発するということの怖さをわかってないの?」「何か犯人捜しやってるみたいで感じ悪い」「脅しだよねこれ」「国家がリンチしてどうするんだよ」「『内部告発はこうして潰すよ』宣言?」「そんな吊るし上げしたら、余計内部告発なんか無くなる。この件以外でも」などといった批判が相次いでいる。 なお、同件について元400メートルハードル選手で01年および05年の世界陸上銅メダリストの為末大氏は自身のTwitter上で、「告発に選手だけが関係してるわけではなさそうでそれが厄介なんです」「メディアで明らかにしなくてもいいと思いますが、第三者機関は把握する必要があると思うんです。今は第三者すらいない」との考えを示している。
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