また、日本語の複数のWebサイトに、この脆弱性を悪用する攻撃を行うスクリプトが存在することを確認した。これは、日本のインターネットユーザを主なターゲットとした攻撃であると考えられるとしている。Tokyo SOCでは、この脆弱性を悪用する攻撃を複数の顧客で検知している。実際の被害が発生している事例は確認されていないが、攻撃がすでに行われていることから引き続き注意が必要な状況であるとしている。攻撃のターゲットとなる脆弱性を持つソフトウェアはMS13-008のパッチ未適用のMicrosoft Internet Explorer 6、7、8であり、MS13-008のパッチの適用後は攻撃の影響を受けることはないとしている。