「FASHION HEADLINE」では、2013年春夏東京コレクション評をジャーナリストやバイヤーの方々からお聞きしました。第3回目はビームスの南馬越一義さんです。回答者:南馬越一義(ビームスクリエイティブディレクター)Q1.よかったブランドとその理由A:・リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)痛快なアバンギャルド!突き抜けて、宇宙に届いている。・ジェニーファックス(Jenny Fax)毒気を持った可愛さが更に先鋭化している。・ファセッタズム(FACETASM)レディースのバーバレラのような60'sのフューチャー感がとても良かった。・キューン(CUNE)ショーのBGMに70's ROCKの名曲のライブバージョンの数々が大音量で流れ、その大音量具合がとてもコレクションにマッチしていた。・ドレスキャンプ(DRESSCAMP)スポーツ!!!って感じで振り切っていて、カッコいいコレクションだった。Q2.今後期待できる注目ブランドとその理由A:・マメ(mame)クリエーションが若手の中では群を抜いている。そしてリアルに着られる可愛い服でもある。・ジェニーファックス(Jenny Fax)前述のとおり。・WCダークホース!ランウエイショーを行うというのが意外だったが、東コレ全体にも刺激を与えた良いショーだった。LA+カントリーなルックがカワイイQ3:ほしいアイテム、オーダーしたもの。回答無しQ4.今季のコレクション全体の感想A:全体の感想を言える程多くは今回観ることができなかったが、ここ数シーズン、メンズのリアル系のブランドが勢いがあり、実際の店頭でも売れいている状態の中で、今季はレディースブランドがリアル系からアバンギャルドまで面白いコレクションが増えており良かった。Q5.東コレについて思うことA:スケジュールがかぶるショーがけっこうあって、観るのをあきらめたコレクションがいくつかあり、その辺りのオーガナイズはしっかりして欲しい。