新潟大学は恐竜にまつわる内容の企画展「七色の恐竜展~どのように鳥へと進化したか~」を12月9日から同大学駅南キャンパスで行う。開催後は被災した岩手県の2か所の博物館でも行い、復興に役立てたい考え。 同展は、7人の新潟大学の学生が主体となり、「鳥類の祖先は恐竜である」という進化論にスポットライトをあてる。そのほか、「日本の恐竜」、「恐竜時代の古環境」、「海の化石」などをテーマにした展示をする。 期間中は、展示が行われるキャンパスとあさひまち展示館、サイエンスミュージアムの3か所を巡るスタンプラリーがあり、2つ集めると記念品がプレゼントされる。また、9日13時からは化石レプリカ作りやミニトークも行われる。 展示終了後は、1月から岩手県の一関市芦東山記念館と宮古市の岩手県立水産化学館でも展示される。これは、講義を受けている国立科学博物館の真鍋真氏から被災した地域の博物館で展示することを提案されたため。学生らは少しでも東日本大震災の復興に役立てられればと、作成したポスターや化石のレプリカなどの出展を行うことになった。◆新潟大学旭町学術資料展示館サテライトミュージアム企画展示「七色の恐竜展」日時:12月9日(日)~12月26日(水)9:00~19:00会場:新潟大学駅南キャンパス ときめいと(新潟市中央区笹口1-1)入場:無料