今なお多くの映画ファンに愛され続けているスティーブン・スピルバーグ監督の名作「E.T.」。実は過去に続編制作の話があったが、断念していたことを監督がインタビューで明かしている。 このインタビューは11月2日発売のBlu-ray「E.T. コレクターズ・エディション」の映像特典として収録されているもの。この中で監督は同作品が生まれるきっかけなどを語っている。監督は同作について、「宇宙人」と「家族」をテーマに描いた作品であるとし、「E.T.は3人の子供たちに自信を取り戻させ、家庭を再生させた」とコメント。また、続編制作の話が出ていたことを告白したが、監督自身が「『E.T.』の続編についても考えたが、これ以上の映画は撮れないと思った」ことから、実現には至らなかったようだ。 映像特典にはほかに、E.T.の手の動きにリアルさを出すために、パントマイム俳優のカプリス・ロスが特殊メイクを施され、E.T.の手を模した人口器具を装着するなど、E.T.になりきって演じている映像を収録した「E.T.制作記録」も。そのほかの特典として、同作品のトリビアや制作現場の裏話を収録した40ページ以上にもおよびブックレットなども封入する。