2日、相模屋食料が発表した「ズゴックとうふ」。同発表会では合わせて「ザクとうふ・デザート仕様」も発表された。“砂漠戦用”に開発されたザクとうふ・デザート仕様は、バニラ風味のデザート用とうふで、スケルトンタイプのパックを使用した。 「ザクとうふ・デザート仕様」について、相模屋の鳥越淳司社長は「パッケージの“それでも豆腐ですか、軟弱者っ!”とあるように、軟弱者であるからには甘くなくてはならない。甘さ控えめが主流の世の中で、少し甘めのテイストを持たせてあります」と紹介した。 実際に試食してみると、ひと口めはバニラの味が口に広がり“甘い”と感じるが、ふた口めはおとうふの味もしっかりとあり、ヨーグルトを食べるような感覚でおとうふを食べることができた。 一方、3月に発売した「ザクとうふ」の反響に関して、“30代〜40代の男性がおとうふ売場に足を運ぶ”、“何もつけずにそのまま味わう”、“一丁をひとりでまるごと食べる”といった、豆腐業界ではこれまで考えられなかった現象を巻き起こしたという。 今回、発売した「ズゴックとうふ」について鳥越社長、「25.9度の前傾姿勢が最も美しい」と一番のこだわりを紹介。鍋用に煮崩れしにくい特徴に関しても「お豆腐ですので端からポロポロと煮崩れする場面もあるかもしれません。そんな時は劇中の大気圏突入シーンを思い浮かべて楽しんで頂けます」と会場の笑いを誘った。 さらに「家族のコミュニケーションツールとして、またお一人でも、お鍋のシーンでさまざまな楽しみ方をして頂けると思います」と新商品にかける思いを述べた。 なお、ザクとうふ・デザート仕様は11月末までの期間限定生産、その期間はザクとうふは生産中止、12月より生産を再開する。