田中眞紀子文部科学大臣は、10月1日の記者会見で就任挨拶の後、今後取組むべき政策について語った。「エネルギー政策」や「人づくり」を重点的に取組むという。 第1に取組むのは「エネルギー政策」。経済が発展するにはエネルギーや環境についての取組みが重要という。 第2に取組むのは「人づくり」。国家の基本は教育であり、政治家の原点でもあるという。このインターネット時代に「自ら発信力のある人を育てる」と主張する一方、「近年、若い人が海外へ行きたがらず、ネットで全部経験できると思っているところがあるので、ネットではなく本物に触れることが大切。」としている。「異質のものに触れ、人と違うことを認識することが自分への自信に繋がる。そのことがいじめを防ぐことにも繋がる。」という。 いじめ問題について「分析も重要だが、自分に自信を持つ人を育てることで人との関わり方が陰湿にならない。」という。 記者会見の締めくくりには「もう終わらせてください」と一方的に切り上げるマイペースぶりを見せた。