9月30日放送の「世界の果てまでイッテQ!」で、タレントのイモトアヤコがスイスとイタリアの国境にあるアルプスの名峰マッターホルン登頂を果たしことに関して、アルピニストの野口健が自身のTwitter上で言及。下山にヘリコプターを利用したことなどについて、「テレビはそこまでやるんだね」と番組に対して苦言を呈している。 イモトのチャレンジが放送されたのは30日、日本テレビ系のバラエティ番組「世界の果てまでイッテQ!秋のマッターホルン登頂スペシャル」でのこと。番組内でイモトは、“アルプスのツノ”と呼ばれる標高4478mのマッターホルン登頂を見事に果たし、そのひたむきな努力で視聴者に感動を与えた。 イモト自身も1日に更新した自身のブログでマッターホルン登頂を報告。大きなプレッシャーの中でのチャレンジとなったことや、登山中の苦労話などエピソードをまじえつつ、「たくさんの方のおかげで登ることができました。今回のマッターホルンでアルピニストとして一皮も二皮もむけたきがします」と、達成の喜びをつづっている。 しかし、野口はこのイモトのチャレンジについて、下山時にヘリコプターを利用したことをフォロワーから知らされると、「えっ、ヘリを使っていましたか(笑)。遭難、または体調不良がなければ通常では考えにくい選択肢」と、苦笑まじりにコメント。「個人的な考え方ですが、山登りというものは自力で下山するところまでが山登り」「原則論として自分の足で登った山は自分の足で降りてくる。達成感も含め山とはそういうものだと僕は思っています」との持論を展開するとともに、「自力で下山できる技術、体力を獲得してから挑戦すればいいわけで、重要な事は身の丈にあった山登り。また自らを助ける事にもなる。下山技術がないが為にヘリ下山を大前提とした場合、では急に天候が悪化した場合はどうするの?ヘリはやってこない、自力で下山も出来ない。これこそ遭難です」「エベレストはまだ早いんじゃないかな」と、今回のチャレンジがイモトにとって時期尚早だったとする見解を示した。 なお、こうした厳しい意見の野口に対して、一部フォロワーからは、「ねぎらいの一言もなく、小馬鹿にしたような発言に対して、受け取る方には違和感がありました」といった野口に対する非難の声も上がったが、これについて野口は「言いたい事は分かりますが、山登りって、そういうセンチ的な感情論が実は一番良くないわけです。気を悪くしたらごめんね」と反論。また、「(笑)」で付きで表現したことについては、「彼女の登頂に笑ったのではなく、ヘリを使わなければ下山出来ないような状況でありながらそれでも片道はやるんだねと、デレビはそこまでやるんだね、と苦笑したわけ」と説明している。
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