日本マイクロソフト株式会社は9月22日、2012年9月の定例外セキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は事前通知通り1件、「MS12-063:Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(2744842)」となっている。最大深刻度は「緊急」。今回のパッチは、1件の一般に公開された脆弱性および4件の非公開で報告された脆弱性を解決するもの。最も深刻な脆弱性が悪用された場合、ユーザが特別に細工されたWebページをInternet Explorerを使用して表示することで、リモートからコードが実行される可能性がある。これらの脆弱性のいずれかが悪用された場合、攻撃者が現在のユーザと同じ権限を取得する可能性がある。