楽天リサーチは24日、SNSと就職活動に関するインターネット調査の結果を発表した。調査期間は、9月5日~6日の2日間で、楽天登録モニター(約225万人)のなかから、2013年卒業予定の4年生大学に通う21歳から26歳の男女計1,000人から回答を得た。 経団連は、2011年3月に「採用選考に関する企業の倫理憲章」の一部変更を発表。これにより2011年から、採用に関する企業の広報活動が、12月開始となった。13年卒業の学生を対象に、就職活動の時期をたずねたところ、2011年12月以降が約6割となっている。 倫理憲章の変更が就職活動に影響していると考えている人は35.6%で、影響していないと回答した人(22.9%)を上回った。具体的な内容では「自己分析をする期間が短い」(48.9%)、「企業情報を収集できない」(46.1%)、「就職活動を開始してからの活動時期が短い」(39.3%)がトップ3の回答となった。 続いて、実際に就職活動をしていた(している)人に、「就職活動でSNSを活用した(している)かどうか」を聞いたところ、4割強(42.0%)が「はい」と回答した。利用しているSNSについては、「Facebook」(76.0%)、「Twitter」(72.3%)が突出して多かった。3位の「mixi」は24.3%となっている。それ以外では、「Google+」「GREE」があげられた他、「掲示板」が高い数値を示した。