株式会社Doctor Web Pacific(Dr.WEB)は9月12日、「2012年8月のウイルス脅威」をまとめ発表した。8月は、ウイルス製作者およびインターネット詐欺師達の活動は目に見えて活発化した。「Dr.Web CureIt!」によって収集された統計によると、2012年8月にコンピュータ上で最も多く検出された悪意のあるソフトウェアは引き続き「Trojan.Mayachok.1」で、その検出数は先月に比べ6.5%増加した。2位は「BackDoor.Butirat.91」であったが、検出頻度ではTrojan.Mayachok.1との間に87.1%の差があるものの、「BackDoor.Butirat.91」に感染したコンピュータ数の合計は先月に比べ41.8%増加している。