出光興産の子会社である出光タンカーは、船隊整備の一環として、最新鋭のマラッカマックス型の30万トン大型タンカー(VLCC)を発注した。マラッカマックス型とは、マラッカ海峡を通過できる最大船型のこと。同社は1962年に出光興産船舶部から分離設立以来、50年間、出光グループの外航輸送部門として、原油、石油製品、LPGの輸送を行ってきた。今回の大型タンカー発注により、NOx排出量15%、CO2排出量21%の低減を見込んでいる。竣工は2014年の予定。