パナソニックグループ エナジー社は17日、中国 蘇州工場内で建設を進めていた、民生用リチウムイオン電池新工場が16日に完成し、稼働を開始したことを発表した。新工場は、4階建て(鉄骨造)、49,000平方メートル。 リチウムイオン電池は、太陽光など再生エネルギーの蓄電用、環境対応車などの動力用といった新用途が拡大しているが、より一層のコスト低減も求められている。 新工場では、中国3拠点(蘇州、無錫、北京)での一貫生産体制を構築して民生用リチウムイオン電池の生産を増強し、中国での生産比率の拡大、現地部材の活用、物流コストの削減等を図る。これによりコスト低減を図るとともに、為替変動のリスクヘッジを行うのが狙いとのこと。