第147回芥川、直木賞の候補作が発表された。日本文学振興会のホームページで確認できる。 芥川賞では、戌井昭人さん(候補3回目)、三島由紀夫賞・野間文芸新人賞受賞者の鹿島田真希さん(4回目)、昨年の文学界新人賞受賞者の鈴木善徳さん(初)、三島賞などを受賞している舞城王太郎さん(3回目)、山下澄人さん(初)の5人が候補に選ばれた。 直木賞では、宮内悠介さん、原田マハさん、朝井リョウさんの3人が初ノミネート。原田さんは候補作ですでに山本周五郎賞を受賞しており、朝井さんは受賞すれば歴代2位の最年少記録(23歳)となる。そのほか、辻村深月さん、貫井徳郎さんが3回目のノミネートとなっている。選考会は17日17時から東京都内で行われる。