Windows 8にはMetro UIに統合されたメディア再生機能が標準搭載されているため、CyberLinkのようなマルチメディアソフトのベンダーにとってはOS自体の機能と自社製品が製品が一部競合する形になっている。しかし同社によれば、Windows 8はH.264コーデックを搭載しているもののM2TSコンテナには非対応のため、例えばAVCHD方式のビデオカメラで撮影した動画ストリームを取り出してもそのままでは再生できないという。同社日本法人代表取締役社長のピーター・リン氏は、圧縮方式やファイル形式が分からない動画でも簡単な操作に再生したいというニーズは根強いため、Windows 8の時代になってもPowerDVDのような製品が受け入れられる余地は大きいとしている。