非営利の消費者組織が発行するConsumer Reportsは2日(現地時間)、タブレットのランキングを発表し、新型iPadを1位に選んだ。発売直後に取り沙汰され、Consumer Reportsのテストでも現象が確認された発熱については問題なしとした。 新型iPadについては、発売直後にユーザーから異常に発熱するとの声が上がり、Consumer Reportsがテストを行った。その結果、負荷の大きいゲームを長時間プレイするなど特定の条件下では、iPad2よりも明らかに発熱が大きく、最高で47度に達したと発表した。ただし、この時のコメントとして「温かいが、特に違和感はない」程度だったとしている。 今回のタブレットのランキングでは、素晴らしいディスプレイ、高画質なカメラ、LTE対応の高速性能などを理由に、新型iPadが1位に選ばれた。発熱問題については、ランキングの発表とは別に改めて発熱に関する発表を行い、サムスンのGALAXY 10.1も同様のテストをしたところほぼ同じくらいの発熱で、新型iPadが特に高温なわけではなく、安全だとした。 Consumer Reportsはかつて、アンテナの感度が異常に低くなる問題があったiPhone 4について「購入を推奨しない」と発表して話題となった。そのためiPadについてもどのような評価を下すか注目が集まっていた。
「Apple Vision Pro」「Apple Intelligence」……これを見れば全てわかる!アップル新発表のポイント【WWDC24】 2024年6月11日 日本時間2024年6月11日午前2時に開催されたAppleの発表イベント…