米アップルは19日(現地時間)に電話会談を行ない、注目されていた現金残高の用途について発表した。株式配当を実施するとともに、自社株を買い戻す。 業績が極めて好調なアップルは実に1000億ドル近い手元資金を有しており、その用途について日本時間の19日午後10時から電話会談を開催すると予告していた。電話会談は予定通り開催され、ティム・クックCEOとピーター・オッペンハイマーCFO(最高財務責任者)が手元資金の用途について発表し、その模様はライブ配信された。 株式配当については第4四半期(7~9月)に1株当たり2.65ドルの配当を支払う。同社が配当を実施するのは1995年以来、17年ぶり。また、自社株の買戻しも行ない、3年間で配当と買い戻しに450億ドルを費やすという。一部で噂されていた大規模な企業買収の発表はなかった。
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