米Googleの会長であるエリック・シュミット氏は28日(現地時間)、バルセロナで開催中のMobile World Congress 2012(MWC 2012)で基調講演を行い、同社が描く10年後の未来像を語った。 シュミット氏は未来の世界について「ホログラムや自動運転の自動車がすぐ実現すると考えている人は正しい」と述べ、また、スマートフォンは10年で20倍高速になり、価格は現在の400ドルから20ドルになるとした。また、「10年後には全ての人のポケットにAndroidがある」と述べるなど、楽観的な未来像を語った。 ただし、こうした展望はインターネットの検閲と過剰規制によって危険にさらされているとした。現在Googleがサービスを展開している125の国のうち、25の国で何らかの規制や検閲が行われているという。
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