・Android端末の継続的な普及 Android端末用のアプリケーションの総ダウンロード数は100億を超え、全世界のスマートフォンの OS別販売台数では、Androidのシェアが50%を上回りました(Gartner 調べ)。さらに、Google の Senior Vice President of Mobile の Andy Rubin氏によると、2011年12月21日時点で、毎日70万台以上の Android端末が新たに利用され始めているとのことでした。これら数値が示すように、Android端末の普及が続くことは言うまでもなく、この流れにサイバー犯罪者が便乗するのは確実でしょう。
・Android端末用アプリの比較的自由なダウンロード方法 Apple の iPhone や他のモバイル端末用OS とは異なり、アプリの配信モデルもオープンな性質を備えています。ユーザは、公式の Androidマーケット以外にも、サードパーティのアプリ配布サイトや PC から USBメモリ経由などで、自由にアプリをダウンロードすることが可能です。こういった状況を考慮すると、ユーザが不正なアプリをインストールしてしまう恐れが拡大するのは否めません。