JVCケンウッドは31日、スタンド一体型のホームシアターサウンドシステム「NX-BX3」を発表した。販売開始は2月上旬。予想実売価格は40,000円前後。 同製品は高さ40cmのサイドテーブルデザインをしたオーディオシステムで、家具としての機能性も兼ね備えた新コンセプト「ファニチャーオーディオ」を採用したとのこと。天板には強化ガラスを搭載し、木製のスタンド部分にコード類を収納する設計となっている。 板厚12mmの木製キャビネットに、8cm口径のスピーカーユニットと実用最大出力60W(30W×2)のアンプを設置。木製ならではの自然で豊かな高音質を追求したという。映画の視聴を想定し、音の奥行きや広がりを拡大するフロントサラウンド技術「SRS StudioSound HD」を搭載している。 フロント部にはiPhone/iPodと接続可能な「ダイレクトドック」を内蔵。ケーブル不要のデジタル接続で、iPod/iPhone内に収録した音楽と、テレビと接続している場合には映像の再生を可能とする。 おもな仕様としては、インビーダンスは4Ω。FMチューナーを内蔵。音声入力はアナログ/光デジタル/デジタル。映像出力はコンポジット。サブウーハー用の出力端子を搭載。スタンド取り付け時の本体サイズは幅500×高さ400×奥行き300mm、重さは約11.8kg。メインユニットのみの本体サイズは幅500×高さ110×奥行き300mm、重さは約8.0kg。カラーバリエーションはブラック/ホワイトの全2種類。