Appleのカスタマーサポートからのメールを装ったフィッシングメールが急増している。セキュリティサイトのThe Mac Security Blogが26日(現地時間)、ブログに情報を掲載した。 問題のメールはAppleのカスタマーサポートを装い、課金情報を更新するように促してリンクをクリックさせ、詐欺用のサイトに誘導する。 従来のフィッシングメールは比較的に幼稚で少し気をつけていれば見破れるものが多かったが、今回のメールは非常に巧妙なのが大きな特徴。いかにもAppleからのメールと思わせるデザインがなされており、リンクをクリックすることによってアクセスする詐欺用のサイトも同様によくできている。 リンク先のサイトでは、AppleのID、パスワード、そしてクレジットカードの番号を入力させようとする。 The Mac Security Blogでは、今回のメールに限らずフィッシングメールを見破る簡単な方法として、リンクにマウスカーソルを重ねた際に表示されるURLに注目するべきだとしている。そこにIPアドレスが表示された場合は、詐欺用のサイトである可能性が極めて高い。
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