U2が世界記録を樹立した360°ツアーの44公演でおよそ300万人を動員し、2億9300万ドル(約229億円)を稼ぎ出して、今年最も興行収入の多いコンサートを行なったアーティストといなったとビルボード誌が報じている。 計3年がかりで行なわれたこのツアー中、7億6300万ドル(約600億円)の総興行収入を得たU2は、ローリング・ストーンズそれまで保持していた記録を塗り替えていた。 昨年1位だったボン・ジョヴィは68公演からの1億9300万ドル(約150億円)で第2位に付け、1995年以来初めてメンバー5人全員で『プログレス』ツアーを夏に行なったテイク・ザットが、1億8300万ドル(約142億円)で3位に輝いた。そしてピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズと、テイラー・スィフトがそれぞれ4位と5位でトップ5を締めくくった。 このランキングは2010年11月1日から2011年11月8日の間に行なわれたツアーから算出された結果である。 レディー・ガガは5月に終了したモンスター・ボール・ツアーの45公演以上から興行収入7100万ドル(約55億円)で8位に、そしてオランダ人ヴァイオリニスト、アンドリュー・リュウとシャーデーが予想外のトップ10入りを果たした。●ビルボード誌による2011年最も興行収入の多いツアーを行なったアーティスト101.U2 2億9330万ドル(約229億円)2.ボン・ジョヴィ 1億9300万ドル(約150億円)3.テイク・ザット 1億8500万ドル(142億円)4.ロジャー・ウォーターズ 1億5000万ドル(約117億円)5.テイラー・スウィフト 9730万ドル(約76億円)6.ケニー・チェズニー 8460万ドル(約66億円)7.アッシャー 7500万ドル(約59億円)8.レディー・ガガ 7200万ドル(約56億円)9.アンドリュー・リュウ 6700万ドル(約52億円010.シャーデー 5000万ドル(約39億円)