米Mozillaは12月20日(現地時間)、ウェブブラウザ「Firefox」のデフォルトサーチエンジンをGoogleとする契約を更新したと発表した。 Firefoxはマイクロソフト「Internet Explorer」の寡占状態を打ち破るブラウザとして長いあいだ人気を集めている。しかし、最近ではGoogleが独自開発したブラウザ、Chromeに人気を奪われつつあり、最新の調査ではFirefox、Chrome共にシェアは25%前後だ。 こうした状況で、MozillaとGoogleはブラウザのシェア2位の座を争うライバルという関係になっている。そのため、FirefoxのデフォルトサーチエンジンとしてGoogleを使用することをGoogle側が認めるか疑問視する見方もあった。しかし、Googleは契約を更新。新しい契約期間は3年となっている。 Mozillaのゲイリー・コバチCEOは今回の契約更新について、「Google検索は今後も何億ものFirefoxユーザーにとって既定のサーチエンジンであり続けるだろう」と語った。また、Googleのアラン・ユースタス上級副社長は「Mozillaは長年にわたってGoogleの大切なパートナーだった、我々はこの素晴らしい協力関係を継続する」と語った。
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