「家族ゲーム」などの作品で知られる映画監督の森田芳光さんが20日に亡くなっていたことが明らかになった。61歳だった。Twitterでは森田さんの死を悼むツイートが溢れている。 森田さんは1981年、「の・ようなもの」で劇場映画デビュー。83年には松田優作さん主演の「家族ゲーム」で芸術選奨新人賞などを受賞、その後も97年の「失楽園」など話題作を監督した。 森田さん死去の報を受け、Twitterでは数多くの追悼ツイートが流れている。著名人のツイートも多く、水道橋博士は「そんな亡くなられるような歳か。目を疑った」と書き、「日本沈没」などの作品で知られる樋口真嗣監督も「あまり笑えない冗談もあの人っぽいかと思ったら、本当でしたか」など森田さんの死に触れている。 またTwitterでは、まだインターネット以前、パソコン通信による男女の出会いを描いた「(ハル)」についての書き込みが多いのも印象的だ。80年代以降、若者に支持を受けていたカリスマ監督だっただけに、若くしてこの世を去ったことを惜しむ声が多く見られた。