経済産業省は、「環太平洋経済連携協定(TPP)討論会」を2日16時から開催する。この議論の様子をインターネットで中継し、広く国民の理解を得たい考えだ。枝野幸男経産相は1日午前の会見で「私も出席し、さまざまな意見を聞き、議論する予定」と、話した。インターネット中継は「TPPの推進には国民への情報提供が必要」と話す枝野氏の対応のひとつ。テーマは「国内産業を将来像を踏まえたTPPの意義」。討論会には枝野氏のほか、賛成と反対の双方の立場から、ローソンの新浪剛史社長、生活クラブ生協連合会の加藤好一会長が出席する。経産省ホームぺージから討論会の様子が閲覧できる。また、ニコニコ生放送とユーストリームのライブ配信社でも中継する。