パナソニックは31日、2012年1月にグループを再編すると発表。従来の5セグメントから、一般消費者向けビジネスの「コンシューマー」、法人向けビジネスの「デバイス」、「ソリューション」の3事業分野に集約する。コンシューマー事業分野では、グローバルコンシューマーマーケティング部門とAVCネットワークス社、アプライアンス社を置く。デバイス事業分野は、オートモーティブシステムズ社、デバイス社、エナジー社の3社を傘下に置く。ソリューション事業分野は、マニュファクチャリングソリューションズ社、ヘルスケア社、エコソリューションズ社(まるごとソリューションズ本部)、システムコミュニケーションズ社を傘下に置く。新体制では、ビジネスモデル別に再編した9ドメイン・1マーケティング部門体制へ移行する。自動車関連では、オートモーティブシステムズ社は柴田雅久社長で車載マルチメディア関連機器、環境対応車開発機器、電装品などの開発・製造・販売を手掛ける。人員規模は約1万1000人。