文部科学省は、米国の衛星「UARS」の落下情報について、ホームページおよび公式Facebookに情報を公開しはじめている。 米国航空宇宙局(NASA)が、上層大気調査衛星「UARS」が大気圏に再突入するとの発表を受けてのものだが、問題は、その際、大気圏で衛星が燃え尽きず、日本を含む世界中の広い地域で、一部の破片が地上に落下する恐れがあるとされていることだ。広い地域とは北緯57度~南緯57度までで、人に障害を与えるリスクは1/3200としている。 22日現在のUARSの高度は195kmから210km。衛星の再突入は、23日(米国東部夏時間)になると予測されいるが、再突入の時間と場所を予測するには時期尚早ともしており、未だ明確ではない。