GMは20日、中国合弁パートナーの上海汽車(SAIC)との間で、EVを共同開発することで合意したと発表した。GMと上海汽車は2010年11月、次世代環境対応車の共同開発を柱とする提携を発表。今回の合意は、その具体的成果となる。今回の両社の発表によると、GMと上海汽車は、中国・上海に共同設立したPATAC(パン・アジア・テクニカル・オートモーティブ・センター)を拠点に、EVの開発に乗り出す。中国市場への早期のEV投入を目指す方針だ。GM国際部門のティム・リー社長は、「今回のEV共同開発の発表は、GMと上海汽車の約15年に渡る強固なパートナーシップの表れ」とコメントしている。