京セラソーラーコーポレーションと積水樹脂株式会社は、バス停や駅前広場の街路施設の屋根部分に、京セラ製の太陽光発電システムを搭載したソーラー発電シェルター『エコシェル』を共同開発したと発表した。エコシェルは、積水樹脂の多目的シェルターユニットの屋根部分に京セラの太陽電池モジュールを搭載し、軒部分の照明にLEDを採用した製品。搭載された太陽光発電システムで発電した電力は、シェルター内の照明等だけでなく、同一の電灯契約をしている周辺の設備でも使用できるため、昼間の節電やCO2削減を実現できるほか、LED照明を採用しているため、夜間の節電にも役立つ。また、余剰電力を電力会社に売ることで、今夏の電力供給にも貢献。さらに、災害時には、本製品に付属するパワーコンディショナーの自立運転機能を活用することで、携帯電話の充電など非常用電源としても使用できる。