ほかにも、児童と教師に分かれ、りんごをとっていくゲーム(最後のりんごをとったほうが負け)や、歴史上の偉人のイラストと名前を当てるゲーム、カレンダーをつくるデモなどが行われた。ほとんどが英語で進められたが、このような授業は、単語や会話を繰り返すような授業より効果が高いという。たとえば、りんごのゲームでは、「How many apples do you want to take?」という問いかけを何度も聞くことで、その使い方、意味を自然に覚え、実際の会話でも即座に反応ができるようになる。また、「I want to take ~.」という答えを聞いたりしゃべることで、どうしたいときに使うフレーズなのかも身に付く。与えられた例文で、行きたくもない所や、したくもないことをしゃべらされるから、英語が身につかないと岡澤氏は指摘する。