東京電力は1日、7月と8月の電力需給の見通しを発表した。電力需要は最大5,500万kWを見込んでいるのに対し、電力供給力は7月末が5,680万kW、8月末が5,560万kWとなっており、予備電力は7月末が180万kW、8月末が60万kW。 上記の供給量は、東日本大震災により2・4号機が停止した広野火力発電所(福島県広野町)の復旧前倒しなどを織り込んだ数字。ちなみに昨年夏の最大電力は、5,999万kW(7月23日)だった。今年は節電対策や、震災により減少した電力供給量の回復を考慮し、昨年より500万kW程低い水準を見込んだとしている。