ノキア(Nokia)は同社のSymbian OSの開発・サポート機能をITコンサルティング大手のアクセンチュアへ移管する計画を4月に発表したが、22日にこの決定がアクセンチュアとの間で最終合意に至ったと発表した。 フィンランド本国や中国、インド、英国、米国などの従業員2,800名がアクセンチュアへ移管されることになっており、実施時期は10月上旬を予定している。 ノキアは2月に、マイクロソフトのWindows Phone 7をノキア製スマートフォンの主要プラットフォームとして採用する方針を発表。これにより従来のノキア端末の主要OSであったSymbian OSの開発とサポートに関わる従業員をアクセンチュアへ移管する。今後のノキアのSymbianへの取り組みは、アクセンチュアへのアウトソーシングという形をとることになる。 調査会社のIDCは、2011年に20.6%を占めるSymbian OS搭載端末の市場シェアは、2015年には0.1%まで下落すると予測している。
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