昭文社は、電子地図ソフトの最新版『スーパーマップル・デジタル12』を7月14日から発売すると発表した。スーパーマップル・デジタルは、インストール型の快適な操作性と様々な検索機能を持つパソコン用地図ソフト。施設や顧客情報、売上情報などを分布図やグラフとして地図上に表示することで、簡易的なマーケティングツールとして活用したり、インターネットに接続することで「まっぷるマガジン」などの旅行ガイドブック、季節のイベント情報をダウンロードできる。今回発売するスーパーマップル・デジタル12では、情報管理データベースの処理スピードや描画スピードを大幅に向上させ、操作性を快適にするとともに、分布図やグラフなどを地図上に取り込む際の位置精度を地番号レベルまで高めた。住所検索データを約400万件追加するとともに、ダウンロード機能を使用することで、同社出版物の「震災時帰宅支援マップ」の情報を地図上に表示することができるようになった。出発地・目的地を設定し、車、徒歩、鉄道それぞれの最適なルートを表示。一方通行・右折禁止などの交通規制を反映したルート検索や距離、所要時間、標準的な経費(料金)も算出する。徒歩の場合、横断歩道などを考慮した歩行者専用のルートを検索する。GPS情報を持ったデジカメで撮影した画像などをドラッグ&ドロップによる取り込み機能の使用で、地図上に簡単に貼り付けることもできる。価格は全国版が1万5330円。