モエヘネシーディアジオは1日、「ウェディングと乾杯に関する意識調査」の結果を発表した。5月に実施された同調査の対象者は20~30代の女性1,546名。 まず「ウェディングパーティーで、一番“乾杯”の気持ち捧げたいのは?」と尋ねたところ、1位は「親」(56.7%)となり、次いで「結婚する相手」(24.4%)、「友達」(8.8%)などとなった。また最も乾杯したいと思う(もしくは、乾杯した)お酒は、「シャンパン」(86.5%)がトップとなった。また90年代のウェディングスピーチでは、会社の社長など役職のある出席者が行う場合が一般的であったが、今回の調査で「自分のウェディングで乾杯のスピーチをしてもらいたい人」を質問したところ、「友人」(81.6%)が最も多く、「お世話になっている上司」(48.9%)などが続いた。 結婚情報誌「ゼクシィ」ブランド編集長 伊藤綾氏は、「1980年代の結婚式は、背の高いケーキに金屏風といった、いわゆる派手婚が多かったのですが、90年代にバブルが崩壊すると共に、“結婚式を挙げず、入籍しかしない有名人”も目立ち、いわゆる地味婚の時代に突入しました。その後、90年代後半にはゲストハウスが登場し、オリジナルの結婚式を挙げる人が増えていきました。そして最近では、それぞれの個性やこだわりに合わせて結婚式をするケースが増えています」とコメントしている。