米グーグル(Google)は31日(現地時間)、同社による実験段階の製品を掲載する「Google Labs」に、Webサイトのパフォーマンスを高速化する方法を提案するツール「Page Speed Online」を公開している。 「Page Speed Online」では、ページ内の入力ボックスにURLを入力することで、そのサイトのパフォーマンスをより高速化するための方法を、「High priority」(優先度高)、「Medium priority」(優先度中)、「Low priority」(優先度低)の3段階で提示するというもの。またそのサイトのスピードスコアを100点満点で表示する。モバイルサイトのパフォーマンス分析にも対応している。 提案内容の例としては、「CSS Spritesによって複数画像をまとめる」「画像の最適化」「HTMLの縮小」などがあり、それぞれに具体的な対策や、削減可能な容量などが表示される。 「Google Labs」には、開発の初期段階にある実験製品が掲載されており、その数は現時点で約約80程となる。掲載されることで、ユーザーのフィードバックをもとにブラッシュアップが重ねられ、正式にリリースされるかどうかの判断が下される。これまでに「Googleマップ」「iGoogle」「Googleトレンド」など18製品が、「Google Labs」を“卒業”し、正式にリリースされた。
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