Kaspersky Labは7日、2011年1月度のスパムレポートを発表した。 1月のスパムの割合は12月と比較してほぼ変化がなかった。しかし、正月からロシア正教のクリスマス時期にかけて一時的な休止期間があったことから、スパムビジネスには旧ソ連の犯罪組織が重大な役割を担っていることを示唆しているとしている。 スパムの送信元としては、ロシア、インド、およびイタリアがトップを維持。インド発のスパムの割合は9%、第2位のロシアは8.2%、イタリアは5%のスパムを送信した。 スパムカテゴリーランキングでは、1月には医薬品関連のスパムが首位をマーク。2位には、低金利ローンの提供や人材派遣会社を通した仕事の斡旋をうたうマネー関連のスパムがランクイン。12月に首位であった偽ブランド品のカテゴリーは3位に後退した。