昨年11月に発売した「IS03」のユーザー属性(11月26日~12月31日に購入)について、「12月末の時点では、機種変更が中心となっているが、新規ユーザーの比率についても今後徐々に高まっていくと見ている」(田中氏)という。またユーザーの年齢層は、20代~30代が約3分の2を占め、男女比は7:3だった。田中社長は、「このような新しいデジタル機器では、男性が圧倒的に多い傾向だが、IS03については女性ユーザーにも支持されている」とコメントした。今後もグローバルモデルのIS06(韓Pantech&Curitel製)や、REGZA Phone IS 04、女性ユーザーをターゲットとしたIS05の発売などラインアップをさらに増やし、幅広い層を獲得していくとした。
さらにフラット型パケット通信料定額サービス「ISフラット」について、IS03ユーザーの選択率は86%になるという。機種変更経由のIS03ユーザーのARPU(Average Revenue Per User)を、機種変更前の10月と変更後の12月で比較した場合、音声ARPUが大幅に減少したものの、データARPUが約40%アップとなり、全体として上昇した。
また同社のAndroid端末向けアプリ販売サイト「au one Market」は、12月末現在で1,814アプリを取りそろえるなど、当初の計画(2011年3月末1,800アプリ)を上回るペースで拡張中であるとした。中でも「禁断のアプリ」として紹介されたSkypeは約3割のユーザーがダウンロード。ソーシャル電話帳アプリ「jibe」は約4分の1が会員登録した。Skypeの利用率について、田中社長は「結構ダウンロードされたという認識。まずまずの滑り出し」と語った。
「au one Market」の人気アプリのランキング(11月26日~12月31日)は、1位が「LISMO!」となり、次いで「Skype au」「セカイカメラfor Android」「ライト」などとなった。
《RBB TODAY》