「radiko」を運営するIPサイマルラジオ協議会会員14社は25日、12月1日に新会社「radiko」を設立すると発表した。既存のサービスは、IPサイマルラジオ協議会から継承し、継続して新会社で運営する。 radikoは、今年3月15日より実施してきた、パソコンがそのままラジオ受信機となる「IP(Internet Protocol)サイマルラジオ」。今回、radikoの本格実用化を目的に新会社が設立され、代表取締役社長には、電通ラジオ局次長の岩下宏氏が就任する。 12月1日設立時の出資比率は、17%を出資する電通が筆頭株主、TBSラジオ&コミュニケーションズ、文化放送、ニッポン放送、日経ラジオ社、エフエムインターウェーブ、エフエム東京、J-WAVE、がそれぞれ8%を出資、朝日放送、毎日放送、大阪放送、関西インターメディア、FM802、エフエム大阪、がそれぞれ4.5%を出資する。 新会社でのサービスも、当面は地上波ラジオをそのまま同時に放送エリアに準じた地域に配信する地域限定のものとなるが、radikoでは「ネットとの連携による、より魅力ある音声メディア・ラジオの新しい楽しみ方」を社会に提案していくとしている。配信地域及び放送局関東地区●配信地域: 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、群馬県、栃木県●放送局: TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオNIKKEI、InterFM、TOKYO FM、J-WAVE関西地区●配信地域: 大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県●放送局: 朝日放送、毎日放送、ラジオ大阪、FM COCOLO、FM802、FM OSAKA
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