アップルは17日、英国のロックバンド「ザ・ビートルズ」の楽曲の取り扱いをiTunesで開始した。同社では16日より、「明日、いつもと同じ一日が、忘れられない一日になります。」という告知を行っていた。 アップルとザ・ビートルズを巡っては、過去に裁判で争っていた関係となる。ザ・ビートルズは1960年代に「アップルレコード」のレーベル名、そして林檎のビジュアルで数々のアルバムを発売していた。そして、1970年代になって現れた“新興企業”アップル・コンピュータを訴えることとなった。その影響を受けたため、長らくiTunesでザ・ビートルズの楽曲が扱われることはなかったと言われている。 今回の“歴史的和解”により、赤盤・青盤といわれる「The Beatles 1967-1970」をはじめ、「Revolver」「Let it be」「Abbey Road」「Yellow Submarine」など、全17枚のアルバムがiTunes Storeで配信開始となった。価格はそれぞれ2000~3000円。お得なボックスセットも用意されている。またアップルサイトではビートルズのライブ動画も公開されたほか、今後ビートルズをフィーチャーしたTV CMも放映される模様だ。
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