米マイクロソフト(Microsoft)は15日(現地時間)、Internet Explorerの新バージョン、Internet Explorer9(IE9)のベータ版を発表した。OSはWindows Vista/7に対応しており、日本語を含む33ヵ国語でダウンロードできる。 IE9は、HTML5やCSS3などのWebの標準技術へ対応したほか、新JavaScriptエンジン「Chakra」を搭載した。さらにGPUハードウェアアクセラレーションにより、より高速でリアルな描画が可能となった。 デザインも簡素化されており、「印刷」や「拡大」などのコマンドバーのほとんどの機能は「ツール」ボタンからアクセスするようになり、お気に入りは、「お気に入り」ボタンをクリックすると表示される。何も操作をしない状態では、Web中心の画面表示となる。さらに検索ボックスが排除された代わりに、アドレスバーでの検索が可能となった。