サイボウズは2日、「サイボウズ リモートサービス」を活用した在宅勤務制度の試験的な導入を開始したと発表した。同制度は全社員に向けて実施され、約3ヵ月の試験導入期間後に本格展開が検討される予定。 同社は在宅勤務制度の試験導入の目的を、障がい者などオフィスで勤務できない人への「雇用機会の創出」、通勤時間の削減や、就業場所の選択肢が増えることによる「業務効率の向上」、育児や介護、その他ライフイベントを重視する社員のための「ライフ重視の支援」の3点を挙げている。試験導入は10月31日まで行われ、原則ひと月に4回までの在宅勤務が許容される。 「サイボウズ リモートサービス」は、社内LANのセキュリティ環境を維持したまま、携帯電話やスマートフォンなどの外部から、社内のサイボウズ製品へのアクセスを可能とするもの。