ネットプロテクションズは1日、ネットショッピングの支払い方法についてアンケート調査した結果を公表した。「ふだん利用している支払い方法」と「利用したい支払い方法」に大きく差があるなど、実態が浮き彫りになっている。 この調査は、全国20代~60代男女、合計2,064名から回答を得た。まず『ふだんよく利用する支払い方法』を聞いたところ、「クレジットカード」がもっとも多く67.4%、次いで「代金引換」が13.8%、「後払い」が11.4%となった。しかし、『もっとも利用したい支払い方法』は、「クレジットカード」(59.0%)、「代金引換」(11.1%)がシェアを落とし、代わりに「後払い」が22.2%と2倍近くの潜在ニーズとなった。 逆に、『利用したくない支払い方法』を聞いたところ、前払いがもっとも多く45.3%。多くのEC事業者が基本決済として用意している「代金引換」「クレジットカード」も、35.5%の人は利用したくない支払い方法に選んだ。 そして、購入したい商品があっても、利用したい支払い方法がなければ、「購入自体をやめる」が25.5%、「利用したい支払い方法が用意されている他のサイトで購入する」が50.1%、合わせて75.6%の人が、利用したい支払い方法がない店では購入しないと回答した。