15日に販売が開始されたアップルのデスクトップPC「Mac mini」。旧「Mac mini」が2005年1月に発売されて以降、今回初めてデザイン、機能が一新された。 アップルジャパンの担当者は「好調なのはiPhoneやiPadだけではない。Macも非常に好調だ」とコメントしたうえで、製品の位置づけについて、「Macを初めて使う方をユーザーとして想定している。以前からiPhoneやiPadなどを使ったことがきっかけとなり、PCをWindowsからMacへ乗り換えるユーザーが増えていたが、Mac miniに関してもそういったユーザーを想定している」と語った。 デザイン面では、1つのアルミからの削り出しとなるアルミユニボディで、サイズも幅197mm×奥行き197mm×高さ36mm、重さ1.37kgとなっている。ちなみに旧「Mac mini」は高さ50.8mmだったため、薄型化された形となる。 「Mac mini」はOSにMac OS X Snow Leopardを採用した標準モデルと、Snow Leopard Serverを採用したサーバーモデルがあるが、標準モデルでは、グラフィックスに統合型グラフィックプロセッサ、NVIDIA GeForce 320Mを採用し、旧モデルと比べ最大で2倍のパフォーマンスとなった。またCPUに2.4GHz Intel Core 2 Duoプロセッサ(オプションで2.66GHzも選択可)、320GBのHDD、2GBのRAMを標準搭載している。さらにHDMI端子を備え、SDXCに対応、デュアルディスプレイ機能では、拡張表示とミラーリングの両方に対応した。消費電力も10W以下(アイドル時)と、旧モデルと比べ約25%削減されたという。 またOSにSnow Leopard Serverを採用したサーバーモデルでは、CPUに2.66GHz Intel core 2 Duoプロセッサ、500GBのHDDを2期、4GBのRAMを搭載した。 その他のスペック、価格については、他の記事を参照。
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