KDDIは3日、米QUALCOMM社のMediaFLO技術を用いた携帯端末向けマルチメディア放送(メディアフロー)サービス委託放送事業への参入を目的として、新会社「メディアフロー放送サービス企画」を設立したことを発表した。 設立日は5月26日で、「メディアフロー放送サービス企画」は、2011年度にサービス開始が予定される携帯端末向けマルチメディア放送の委託放送事業への参入を目指し、MediaFLO方式の特徴を活かしたサービス、事業計画の検討を進める。 なおテレビ朝日、スペースシャワーネットワーク、アサツー ディ・ケイ、電通、博報堂の5社が、資本参加することに合意。「LISMO」を中心にau携帯電話、PC等のさまざまな機器にエンターテインメント・サービスを提供しているKDDIと、地上テレビ放送局としてコンテンツを製作してきたテレビ朝日、音楽専門チャンネルである「スペースシャワーTV」を運営するスペースシャワーネットワークに加え、これまでさまざまな新規メディア・ビジネスを作りあげてきたADK、電通、博報堂の広告会社3社が相互協力する。 今後は携帯電話のみならず、普及が期待される電子書籍端末やタブレット型PC、カーナビゲーションシステム等を対象に、放送インフラの特徴を最大限に利用した新規コンテンツサービス、および事業モデルの検討を行う。資本構成(予定)はKDDIが82%、テレビ朝日が10%、スペースシャワーネットワーク、ADK、電通、博報堂が計8%。
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